平家物語 灌頂巻 cover art

平家物語 灌頂巻

Preview

£0.00 for first 30 days

Try for £0.00
Pick 1 audiobook a month from our unmatched collection - including bestsellers and new releases.
Listen all you want to thousands of included audiobooks, Originals, celeb exclusives, and podcasts.
Access exclusive sales and deals.
£7.99/month after 30 days. Renews automatically. See here for eligibility.

平家物語 灌頂巻

By: 作者未詳
Narrated by: 岡崎 弥保
Try for £0.00

£7.99/month after 30 days. Renews automatically. See here for eligibility.

Buy Now for £2.99

Buy Now for £2.99

Confirm Purchase
Pay using card ending in
By completing your purchase, you agree to Audible's Conditions of Use and authorise Audible to charge your designated card or any other card on file. Please see our Privacy Notice, Cookies Notice and Interest-based Ads Notice.
Cancel

About this listen

内容紹介
南北朝時代の琵琶法師・覚一(かくいち)が1371年に完成させたといわれる覚一本を 割愛することなく原文のまますべて収録しています。

かくて女院は、文治元年五月一日、御ぐしおろさせ給ひけり。
御戒の師には、長楽寺の阿証房の上人印西とぞきこえし。御布施には先帝の御直衣なり。(灌頂巻・女院出家)

灌頂巻 収録内容
壇の浦で捕らえられた建礼門院は帰京し、出家する。大原の寂光院へと移り住んだ建礼門院は粗末な庵で仏道に専心し、平家一門の菩提を弔う。
そこへ後白河法皇が訪ねてくると、建礼門院は自らの一生を六道輪廻にたとえて語るのだった。のちに建礼門院は、この地で極楽往生を遂げた。
01 女院出家(にょういんしゅっけ)
壇の浦で入水したが源氏に引き上げられた建礼門院(けんれいもんいん)は帰京し、出家した。

02 大原入(おおはらいり)
建礼門院はさらに人目を憚り、大原の寂光院へ移った。お堂の傍らに庵室を結び、一間を御寝所に、一間を仏間に定め、朝夕の念仏を怠りなく月日を送る。
庭を通る足音は人ではなく鹿であり、寂しさがいっそうまさる暮らしであった。

03 大原御幸(おおはらごこう)
後白河法皇はわずかの供を従えて、大原の寂光院へ御幸された。出迎えた老尼は後白河法皇の乳母の娘・阿波内侍(あわのないし)であった。
後白河法皇は庵室を見回し、建礼門院の暮らしぶりを哀れに思う。やがて山から下りて来た建礼門院は後白河法皇の訪問に驚き、呆然と立ちすくむ。
04 六道之沙汰(ろくどうのさた)
建礼門院は後白河法皇と対面し、平家一門の後生安楽を祈っている日々であることを告げる。
そして、栄華から滅亡に至るまでの自分の生涯を、六道にたとえて切々と語るのであった。

05 女院死去(にょういんしきょ)
日暮れとなり、後白河法皇は還御された。建礼門院は亡き人々の冥福を祈り続ける。
平家一門の悲劇は、平清盛が思いのままに権力をふるった報いとされる。年月が過ぎ、建礼門院は寂光院で静かに往生を遂げた。©2020 Pan Rolling
Classics
activate_Holiday_promo_in_buybox_DT_T2

What listeners say about 平家物語 灌頂巻

Average customer ratings

Reviews - Please select the tabs below to change the source of reviews.